豊かな自然と湿潤な風土に恵まれた我が国には、古代より木漆芸の伝統が受け継がれて来ました。
奈良時代に大陸から本格的な漆芸技術がもたらされて以来、各時代において豊かな発展をとげ、数々の名品が残されてきました。戦後~昭和期にかけての作家たちは、伝統と近代性という相反するテーマに向き合い、時に欧米美術をも意識しつつ個の芸術性を追求しながら、匠の技に裏打ちされた現代的感覚あふれる作品を残しました。本展では、こうした戦後の代表的作家を中心に展示致します。
皆様のご来展を心よりお待ち申し上げております。
会期 5月9日(金)-18日(日)
会場 水戸忠交易 東京都千代田区紀尾井町4 ホテルニューオータニロビー階
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