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水戸忠交易は東美アートフェアに出展いたします。
今回は栗木達介の優品を集めて皆様にご紹介いたします。
栗木達介(1943-2013)は1962年京都市立美術大学に入学し、富本憲吉、近藤悠三、藤本能道らに師事し、特に富本最後の学生として大きな影響を受けました。
卒業後は瀬戸に戻り活動し、若い頃より注目を集め朝日陶芸展、日展など各賞の受賞を重ねました。
富本憲吉、加守田章二と続く近代陶芸の系譜に連なり、よりストイックに形や素材、文様の在り方を追求し、陶芸家としての際立った存在感を世に示しました。
1983年からは母校の京都市立芸術大学で教鞭をとり後進の指導も積極的に行い、多くの陶芸家がその作陶姿勢に影響を受けています。
栗木の作品には富本から受け継いだデザインへの深い造詣が見られ、高い技術とストイックな姿勢に裏付けられた、複雑で完成度の高い新たな焼きものの造形のあり方を見ることが出来ます。
寡作ながら残された作品はどれも非常に完成度が高く、見る者に栗木の信念、美意識を語りかけてくるようです。
是非会場にて、ご高覧頂ければ幸いです。
会期:
2023年10月13日(金)10:00-19:00
14日(土)10:00-18:00
15日(日)10:00-17:00
会場:
東京美術倶楽部/ブースNo.3-32(3階)
〒105-0004 東京都港区新橋6-19-15
2023年10月吉日
水戸忠交易
*展覧会初日より、全ての作品をウェブサイト上でご覧いただけます。
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