壷 1976

炻器壷

Vase
1976




Stoneware vase
c.1970

加守田章二

Kamoda Shoji 1933-1983

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加守田章二は、1933年大阪府岸和田市に生まれました。高校時代から美術の才能を発揮し、京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)に進み富本憲吉教授らのもと研鎖を積みました。1956年に卒業後、茨城県日立市の日立製作所関連の製陶所などで働いた後、1959年、栃木県益子町に窯を借りて独立し、本格的な作陶生活を始めました。1961年、鉄釉作品で日本伝統工芸展に初入選したのを皮切りに、1967年には陶芸家として唯一人、第10回高村光太郎賞を受賞しました。また同年、新しい作陶の地を求め岩手県遠野市に移住し、曲線彫文、彩陶など新境地を次々と発表し遠野時代を確立しました。1974年には、40歳の若さで、陶芸家初の芸術選奨文部大臣新人賞 (美術部門)を受賞しました。デザインを研究し、独創的な器形と加飾を広範に展開していった加守田の作品は、従来の陶芸の概念を超え、多くの人を惹きつけるとともに斯界で高い評価を受けました。自らの理想に向かって精力的に作陶を続けましたが、1983年、50歳を前に夭逝し多くの人々に惜しまれました。English

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